風邪が治らず。
今日は会社をお休みしました。
午前中に病院に行って、薬を飲んだら咳がだいぶラクになりました。
体がだるいので、外に出ることもできず、今日も読書の一日になりそうです。
お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き/神田 昌典
¥1,365
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今日は、神田さんの英語にかんする本を読みました。
この本のメッセージは、
「こうすれば英語がうまくなりますよ」
ではなくて、
「こうやって、英語圏のビジネスチャンスを見つけられますよ。
そして必要に迫られて、英語も使えるようになりますよ。」
という内容。
ボクも4ヶ月NYで留学していましたが、英語でビジネスしろ、と言われてもたぶん今はできません。
お金があればなんとか生活していける程度、の英語しか話せません。
将来は、ボストンに住みたいから、英語は上手になりたいとは思うのだけど、
英語以外に勉強したいこと(ビジネスとか、セールスとか、マーケティングとか、投資とか)
がたくさんあるから、英語の勉強はiPodで、アンソニーロビンズを聞いたり、CNNを聞いたり、
sex abd the city のDVDを見たりする程度。
計画を立てて、ドライブしていくような勉強は一切していません。
ただ、この本を読んでアメリカにビジネスチャンスが山ほど転がっているとなれば、話は別だと思いました。
洋書や雑誌、ニュースレターをビジネスチャンスを見つける目的で読む。
そのための細かなノウハウをこの本で、けっこう赤裸々に書いてくれています。
いくつか、雑誌を買って読んでみようと思いました。
↓以下、メモです。
・商品そのものではなく、「商品の裏にある知恵を生かした仕組み」が富を生む。
・自分の専門分野に関する。60分テープ3本分の英語を頭の中に入れるのである。
・テープを丸々覚えなければならないかと聞かれれば、私だってそんなことはできないと告白せざるを得ない。まぁ、部分的に7割。全体を通してみれば、3-4割ぐらいと言う程度。その程度でも、まわりの人からは「ガイジン並み」と言われるようになるだろう。
・あなたの英語が通じないのではなく、単に聞こえないのだ 。いくら英語がしゃべれる人でも同じ。蚊の泣くような声じゃ聞こえない。とくに英語の場合には、口の動きをはっきりと大きく発音することが必須。だから、大きな声でしゃべる。口を大きく開けてはっきりしゃべる。これだけで一瞬にして、あなたの英語は通じるようになる。
・「セールスネゴシエーションのときは声をワンオクターブ下げなさい 」これは日本人が知らないだけで、アメリカでは、ビジネスの鉄則になっているほどだ。もちろん男性だけでなく、女性にも当てはまる。英語のネイティブ、とくに有能なエグゼクティブは、のどの奥から発声する。
・人間はセルフイメージが変わることに、ものすごく抵抗する。 英語が使えるという新しいイメージよりも、英語ができないといういままでのイメージに戻るほうがラクなのである。
・多くの人は、成功できないのではなく、成功するのが恐いから成功しない。 同様に、英語が使えるようになるのが恐いから、英語が使えるようにならない。このように、自分が変化することに対する大きな恐れが無意識のうちにある。
・パターンを知らないと、パターンに翻弄される。パターンを知ってはじめて、パターンを超えることができる んだ。だから起こりうるパターンを頭の隅に置いておく。すると、学習でつまずくポイントに、事前に注意しておくことができる。
【3時間洋書攻略法】----------------------------------
・読書後にその内容を他人に説明すると言う状況を想像しながら読むと、本の理解が進み、記憶に定着しやすくなる。
・1冊の本につき、だいたい20-30程度の言葉を書き留めておくのだ。
・情報を引き出すための質問(抜粋)
①ズバリ著書はこの本で何が言いたいのか?
②なぜ著書はこの考えをもつに至ったのか?
③著者がその考えをもった背景は?
⑥私にとっての重要な気付きは?
⑦はじめの一歩は?
・うんうん考えている場合は、左脳が活躍しているのであり、右脳の発想力・想像力は働かない。右脳を働かせるためには、左脳をいったん、抱えている問題から切り離さなければならないのだ。
・知識と知識を結び合わせるこの作業は、脳内の化学反応だから、一瞬で起こるわけではなく、ある程度の醸成時間が必要だ。 どんなに速くても5分はかかるといわれている。
・または、寝る前に質問を考えて、寝ている間に、右脳に作業をしてもらう。そして、朝起きて、もう一度その問題に取り組むと言う具合である。
・要約文は、簡略に説明しようとするため、難しい単語が並んでしまいがちである。だから要約文は読んではいけない。眺めるだけだ。そして分かる単語をひろってくる。もしくり返し使われている単語があれば、それは重要な単語だ。
・読書というのは、本の情報を正しく理解して、それを活用するために行うのではない。むしろ、本の情報を刺激として、既存知識と結び合わせて、自分自身の思考体型の中で活用するためだ。
・95%のわからないことに自信を失い、フラストレーションに打ちひしがれるのではなく、分かった5%に焦点を当て、興味を持つ。
・イントロダクションに目を通し終わったら、今度は、本の最後に結論(conclusion)があるかどうか確認する。結論もイントロダクションと同様、著者が最も伝えたいことを書いてある はずだ。
・著者は最終的に、いままで説明してきたコンセプトを統合して、全体像を見せる場合も多い、ぶっちゃけていえば、最後の章は、出来がいい のである。
・大事な文章がはじまる接続詞
"But, However" "In summary" "To summarize" "In short" "In conclusion"
・最後に強調しておきたいのは、英語の本を3割も理解する人はほとんどいないという事実 である。
・夜、寝る前にフォトリーディングをしておく。翌日、その英語の本を手に取る。すると、いままでとても読めないと思えた抵抗感が薄れているだろう。この効果は、とくに英語の本には重宝だ。
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・セミナーや展示会は、私の知る限り、最短距離で国際ビジネスで活躍するための入り口 である。
・ノコノコと海外まで足を伸ばす日本人がいれば、向こうから人が寄ってくる。アメリカの大学あたりだと、日本人はうじゃうじゃいる。しかし、セミナーや学会、展示会に出かける日本人はほとんどいないのである。 そこで、日本に興味のある人は向こうから話しかけてくる。
・一番ホットなビジネス情報源は、海外から送られてくるDM 。すなわち売り込みなのだ。
・ビジネスで成功する鍵は、第一に参入タイミング、第二に参入タイミング、第三に参入タイミング 、だ。
・ビジネスの糸口を開く魔法のフレーズ
1.Hi, Paul. My name is Masanori, I came from Japan to attend this seminar. May I ask you a question? Would you be interested in promoting your products in Japan?
⇒ポイントは"promote"という単語だ。プロモートという言葉は、マーケティングからブランディング、実際のセールスまですべてを含むかっこいい言葉だ。だから相手にとってはとても魅力的に聞こえる。なかなかNOとはいえない言葉なんだな。
2.I do have prospects already in Japan. They will be very interested in your products.
⇒"prospects"とは、ビジネス用語で「見込み客」という意味である。
3.Who would be the best person to get in touch with?
・何よりも、まず相手が満足できる条件を知ること。次に、それを満たす提案をする。こうすれば、どんな相手にも、どんな商品でも売れる。 これがセールスの真実である。
・重要なのは、メールの冒頭で、自分はすでに顧客であることを強調すること。理由は、顧客をヘタに断るとクレームになる可能性があるために、必ず目を通すことになる からである。ということは、会いたい人に会うためには、その人の会社の優良顧客になることがもっとも早いのである。
・いきなり本題には入らない。焦らず、ワンクッションおく。そうすると、お互いのコミュニケーションのペースをあわせることができる。
・相手が6歳から9歳のときの子供時代の家庭についての話を聞くんだ。すると、たった15分で、人間関係はまったく異なるレベルにシフトしている。
・ポイントは、いきなり子供時代の質問をするのではなく、少しずつ過去に遡っていくのである。
・「生い立ち」の話をすれば、人は急速に親しくなる。だいたい幼少期のことを聞いてくれる人はめったにいない。自分の奥さん(夫)の子供時代と親との関係について、あなたはどこまて知っているかな?
・なぜ、6-9歳なのかといえば、その時期に顕在意識が明確になってくるからだ。そもそも幼い頃の体験は、大人になっての人間形成の根っこになっている。その自分の根っこについて、真摯に知りたいと思って聞いてくれる人がいること。それは、とても嬉しいことなのだ。
・幼い頃の話題をするのは、決してテクニックじゃない。真摯に相手について知りたいと思うあなたの気持ち。それが異文化・異言語のもとで育った二人の心の壁を取り払うのである。
【英語のビジネスに関する情報ソース】(抜粋)
-雑誌
・Entrepreneur
・Home Business
・Inc.
・Working Smarter on the Internet
-ニュースレター
・No B.S. MARKETING LETTER
・inside direct mail
・Executive Book Summaries